文字数が多いのに上位表示できない原因とは

「記事を上位表示させるためには必要なことは何か?」と聞かれた時、何と答えますか?

SEO対策なんて極めようとすればキリがないので、アフィリエイトやブログを少しでもかじっている人であれば複数の要素が挙げられることだと思いますが、その中にはほぼ間違いなく「文字数の多さ」が含まれるでしょう。

確かに記事のボリュームは間違いなくSEOに影響を及ぼしますし、上位表示されている記事は文字数が多い傾向が強いです。

しかし勘違いしないでほしいのは必ずしも「文字数が多い=上位表示しやすい」とは言えないということ。

「めちゃくちゃ頑張って文字数を増やしたのに上位表示されないのはなぜだろう…」という疑問を抱いたことがある人も多いと思うので、参考にしていただければ幸いです。




上位表示できない原因

「せっかく書いた記事が上位表示されない」

このようなことは誰もが経験したことがあると思いますが、まずその原因は何か。

  • 文字数が少ない
  • 内容が薄い
  • サイトパワーが弱い
  • ライバルが多い・強い

などなど他にも原因なんていくらでもありますが、極端な話、ライバルが弱いキーワードで良い記事を書けば上位表示はできます。理論上は…。

しかし実際はそう上手くいきません。

ポイントをしっかり抑えているのに上位表示できないという悩みを抱えている人も多いと思いますが、もしかするとその原因は無駄に文字数を多くしているからかもしれません…。

「文字数が多い=上位表示しやすい」は間違い

冒頭でも言いましたが、「上位表示されている記事は文字数が多い傾向にある」、これは間違いありません。

実際誰もが言っていることですよね。

しかしそれは100%ではありませんし、例えサイトパワーが全く同じである二つのサイトが同じタイトルの記事を書いたとしても、場合によっては文字数が少ない方が評価されることもあります。

なのでせいぜい「文字数が多い≒上位表示されやすい」という程度。

あくまで「≒(ニアリーイコール)」であり、例外もあるということを覚えておいてください。

無駄な文章は記事の評価を下げる

ではその例外とはどういう場合なのかというと、キーワードに対して無駄な文章が含まれている場合。

何となくわかると思いますが、具体的に説明していきます。

まず例を挙げてみると、「国民的俳優のAさんが不倫をした」というニュースについての記事を書くとします。

ターゲットは「Aさん 不倫」、あるいはそれに類似したキーワードで検索するユーザーです。

となると記事の内容として、まず不倫騒動の詳細はマストですよね。

「いつ・どこで・誰と」などの基本情報はまず抑えておく必要がありますが、そのような当たり前の内容だけでは他のライバルサイトを押しのけて上位表示することは十中八九できません。

なので不倫騒動の詳細以外に何か他の情報も記事に付け足す必要があるわけですが、ここで無駄な文章を書いても意味がない。

下手をすると逆効果です。

例えばこの場合だと、初心者がやりがちなのが「Aさんのプロフィール」「Aさんの出演作品」など。

心当たりがある人もいたのではないでしょうか?僕はあります。

関連性が全くないわけではありませんが、これって今回の記事に必要でしょうか?

少なくとも「Aさん 不倫」と検索しているユーザーにとってはどうでもいい内容ですよね。

つまりはこのような内容が無駄な文章に当たるわけですが、さらに以下のような記事構成にしてしまうと最悪。

  • Aさんのプロフィール
  • Aさんの出演作品
  • 不倫騒動の詳細

このような構成にする人は「重要な部分を記事の最後に持ってくることで滞在時間を伸ばし、完読率を上げる」という目的でこうしているのでしょうが、ユーザーにとってはただの時間の無駄。

「今はこんな情報なんてどうでもいい」と思われブラウザバックされてしまうことだって十分あり得ますよね。

仮に「不倫騒動の詳細」の後に無駄な文章を書いても大して評価は変わらないでしょう。

この記事がユーザーにとって価値が低いということは間違いありませんし、Googleさんはこういうところもしっかり評価に入れてきます。

潜在的ニーズを満たす

「無駄な文章を増やしても意味がない」

しかしそれがわかったところで根本的な解決にはなりませんよね。

フリダシに戻りますが、不倫騒動の詳細だけという薄っぺらい内容の記事でライバルには勝てないというということは変わらないのですから。

なので結局プラスアルファの内容を加える必要があるわけですが、その時考慮すべきなのはユーザーの「潜在ニーズ」です。

よく「顕在ニーズ」と並べて使用されるワードですが、それぞれの意味は大体こんな感じ。

  • 顕在ニーズ:ユーザーが既にわかっているニーズ
  • 潜在ニーズ:顕在ニーズの根本にあるニーズ

つまりこの場合でいうと不倫騒動の詳細という当たり前の情報が顕在ニーズ。

一方、潜在ニーズはそれ以外でユーザーが興味を持ちそうなプラスアルファの情報ということになります。

ではどのようにして潜在ニーズを探せばいいのかというと、具体的には「Aさんの不倫について知りたがっているユーザーはそもそも何を知りたいのか?」ということを考えます。

また潜在ニーズとは少し意味が異なりますが、「Aさんの不倫について知ったユーザーは次に何を知りたいのか」ということも重要ですね。

その考え方に基づくと、例えばこのような内容なら潜在ニーズに当てはまるのではないでしょうか?

  • そもそも不倫は確定なのか
  • どのような経緯で不倫に発展したのか
  • これまでにも不倫をしたことはあるのか
  • Aさんや不倫相手に子供はいるのか
  • 離婚してしまうのか
  • 今後の活動にどのような影響があるのか
  • 世間や関係者の反応はどうか
  • 自分自身はどう思うのか

パッと思いついたものを並べただけなのでもう少し深く考えればまだまだ出てきそうですが、このような情報なら今回のユーザーも興味がありそうですよね。

別のキーワードでも上位表示するには同じような思考が必須です。

しかしこれがまた慣れないうちはなかなか難しいのですが、初心者が潜在ニーズを効率良く見つけられるようには結局数を重ねるしかありません。

  • 「そもそもなぜこのキーワードで検索したのか」
  • 「次に何を知りたいのか」

この二つを前提に記事を執筆し、もし狙ったキーワードで上位表示できなかった場合は何が原因かを突き止め、ひたすらPDCAサイクルを回していくことが重要です。

リライトの際は文章を削ることも大切

また無駄な文章を省くということは記事の新規投稿だけでなく、リライトの際にも重要になるテクニックです。

一般的にリライトというと文章をわかりやすくしたり、加筆したりするイメージが強いと思いますが、「ここはやっぱりいらないな」と感じた部分を削り取ってしまうことで検索順位が上がることも珍しくありません。

せっかく頑張って書いた文章を削ることは心許ないと思いますが、正直ユーザーからすればそんなこと知ったこっちゃありません。

記事の無駄をなくし、ブラッシュアップしていくことが効果的であることは間違い無いですし、あくまでユーザーの立場で考えるという癖をつけるようにしましょう。