なぜ就職ではなく起業の道を選んだのか

他の記事でも言っていますが、僕は大学を卒業すると同時に起業することになりました。

起業といってもそんな大層なものではなく、アフィリエイターとして独立し、あくまで個人事業主としてです。

ここ数年のネットビジネスの普及に伴い、そういった類の人はどんどん増えてきていると思いますが、そうはいっても「大学を卒業したら就職」という道がまだまだセオリー。

卒業後、すぐに独立する人がマイノリティーであるということはいまだ変わりません。

しかしこれはあくまで個人的な意見ですが、独立することには多大なるメリットがあると思います。

詳しいメリット、そしてデメリットは以前こちらの記事にまとめましたが、少なくとも僕は独立して良かったと思います。

自慢でもなんでもなく、ただの事実として、僕が自分の職業について説明するとよく羨ましがられるのですが、僕からすれば「じゃあやればいいじゃん」という話。

もちろん誰にでもできることではありませんが、ひと昔前に比べてハードルが下がっているのは間違いありません。

それこそただの学生にでもできるくらいに。




卒業後、起業しました

冒頭でもいった通り、僕は大学を卒業後、就職ではなく起業する道を選びました。

メインの収入源はアフィリエイト。

細かいことを言うと他にも手を出している事業があるのですが、ほぼ全ての収入はここから発生しています。

もちろん決して楽な道ではありませんが、結論から言うと決して後悔はしていません。

この選択をして本当に良かったと思います。

労働時間や勤務地など、あらゆる面においてとにかく自由。

あまり生々しいことは言いたくありませんが、金銭面に関しても同年代の平均収入よりは稼げています。

しかしこれはあくまで結果論であって、独立を決心した時は相応のリスクも覚悟していました。

僕の場合はありがたいことにアフィリエイトを本格的に開始して1年後、卒業時点では生活できるくらいの収入を得るくらいにはなっていたのですが、どちらかと言うと比較的結果が出るのは早い方だったと思います。

もちろんもっと早く、多くの成果を出す人なんていくらでもいますが、卒業時点で大した収入がなく、フリーターになる可能性だって決して低くはありませんでした。

しかしなぜそれほどのリスクを負ってでも独立を志したのか、僕なりの理由と経緯を話していきます。

そもそも起業願望はあった

まず突然ですが、人によって理想の職業というものがありますよね。

「スポーツ選手」や「ミュージシャン」といった具体的な職業もそうですが、「海外で働きたい」、「地元で働きたい」といった土地に関する希望、また「昼夜問わずバリバリ働いてたくさん稼ぎたい」という人もいれば、反対に「最低限の生活でいいから週休完全二日制がいい」なんて人もいるでしょう。

僕の場合、それは小さい頃から「自分自身が経営者になる」ということでした。

具体的に「この時から」という時期は覚えていませんが、物心ついた時にはそんな夢を抱いていたと思います。

「社長」という響きがかっこいいと感じたのか、単にお金持ちのイメージがあったのか、明確な理由は僕自身もわかりませんが、少なからず父の影響はあったのでしょう。

僕の父は地元で小さな会社を経営していて、幼い頃から僕はその背中を見て育ってきました。

典型的な亭主関白で、家では家事も全くせずだらしない格好で怠けてばかり。

正直幼い頃の僕はそんな父が大嫌いでしたが、負けず嫌いの僕にとってはいずれ越えたいと思う一つのハードルだったのでしょう。

そのようにして育った僕は高校卒業後に地元の三重を離れ、名古屋外国語大学 現代国際学部 国際ビジネス学科(現:グローバルビジネス学科)に入学。

長ったらしい名前ですが、要は英語とビジネスを専攻とする学科です。

国際化が進む現代において英語はもはや必須スキル、しかしそれはあくまでサブであって、ちゃんとビジネスも学ぶ必要があると考えてこの学科に進学することに。

ただし具体的な業種は決めていませんでした。

「起業したい」という生意気な夢を抱きながらも、「どんな会社を」という部分まで決められるほどの知識はなかったので。




合説での決心

これも詳しくはこちらの記事で話していますが、起業を決心する以前から僕はアフィリエイトを少しだけかじっていました。

簡単にいうと留学中の夏休みにめちゃくちゃ時間があったということがきっかけなのですが、去年までは卒業後は一旦どこかに就職し、数年間、知識・経験・そして資金を蓄えてから起業しようと思っていたので、まさか卒業してすぐ独立することになるとは思ってもいませんでした。

そして去年の3月。

本格的に就活がスタートし、僕も真っ黒のスーツを着て企業説明会などを訪れていました。

しかしある合同説明会でいくつかの企業ブースを回り、司会の人たちの説明を聞いていたのですが、正直その説明があまり上手ではなかった。

そして非常に生意気ながらふと思ったんです。

「この人たちは少なくとも数年間企業に勤めてきたんだろうけど、恐らく起業することは難しい。じゃあ就職してもあまり意味がないんじゃないか…」と。

そう思った瞬間、もう僕は会場を抜けて駅の方に向かっていました。

そして電車に揺られながら「これから1年間必死に頑張って卒業後は独立しよう」と決意しました。

当初両親には反対されました

起業を志し、最初にそそり立った壁は他でもない両親でした。

もともと起業すること自体には賛成してくれていたのですが、それはあくまで就職し、数年後の話。

合説から帰った夜に父に電話し起業したいと伝えたのですが、始めはやはり反対されました。

今まで育ててきた自分の子供がよくわからないビジネスで食べていくということ聞いて「はい、わかりました」と納得できるわけがありません。

そうして一度父と直接話をすることに。

結論から言えば説得することはできたのですが、僕の身を案じてくれているということは容易に察することができました。

先ほども言った通り、当時まだ21の子供がそんなことを言い出しても許可できないでしょう。

心配かけてごめんなさい。

しかし父と将来について真剣に話し合ったのはこの時が初めてだったと思います。

僕の決心を伝え、父の教えを聞き、結果的には僕の気持ちを押し通したわけですが、ここで父が僕のわがままを聞いてくれたのは少し嬉しかったです。

きっと許可をくれる親の方が少ないと思いますし。




その後、卒業までの1年

それから卒業までの1年間は我ながら努力したと思います。

結果を出さないことにはフリーターになってしまうわけですし、当然と言えば当然なのですが。

また4年次はもうほとんど授業を履修せずに済んだので、他にやることといえばサークル活動と普通のバイトくらい。

大好きな楽器はないがしろにしたくありませんでしたし、まだ収入が上がらないうちはバイトをしないわけにもいかなかったので。

しかしそれ以外の時間はひたすらアフィリエイトを頑張りました。

何もない日は朝からコメダ、バイトがある日はその後コメダ。

ほぼ毎日通っていましたし何時間も居座っていたので、他のどの客やスタッフよりもそこのコメダに滞在していたと思います。

もちろんやる気が出ない日がなかったわけではありません。

ただの学生がいきなりフルタイムで働くなんてかなりハードルが高いことですし、学生には学生なりの用事もあります。

しかしなぜ僕がなんとか卒業までに結果を出せたかというと、一番大きな理由はコンサルに入っていたから。

1年で50万円という決して安くない金額でしたが、これがものすごく良かったです。

バイト代や貯金を使って入会したのですが、それ以上の価値は確実にありました。

まだまだ素人の僕にノウハウを教えてくれたということもありますが、周りに既に結果を出している人がいるという事実が何よりのモチベーションに繋っていたと思います。

もちろんアフィリエイターの中にはたった一人で勉強し、結果を出すという人もいます。

しかしそれは全体の中でも極少数の人たちであり、本当に才能がある人だけでしょう。

他のアフィリエイターの話を聞いていても、稼げた理由として多くの人が「コンサルに入ったから」と挙げています。

まさにそのコンサルのおかげで人生が変わったと言っても決して過言ではないのですが、僕もゆくゆくは自分でコンサルを開き、そんな人を一人でも多く増やしたいと思っています。

特別なきっかけがあったわけではない

最後に、僕が起業しようと決心したことには何か特別なきっかけがあったというわけではありません。

タイミングでいえば一応合説がそれに当たるわけですが、それが決定的な理由なのかと聞かれればそうではないと思います。

これまでの人生で得た知識や経験に基づき、最良の選択は何かと試行錯誤した結果、目の前にいつの間にか開かれていた道です。

つまりは外的な要因が人生の転機をもたらしてくれるわけではないということ。

机の引き出しから猫型ロボットは出てきません。

額に伝説の黒魔道士につけられた傷なんてありません。

食パンをくわえて全力疾走をしても運命の王子様とはぶち当たりません。…多分。

仕事に限った話ではありませんが、何かを始めるにしろ、何かを終わらせるにしろ、それを決めるのは自分自身ですし、そうあるべきだと思います。